2025年1月22日

エジプト工業会との会合

金型メンテナンスの様子
伊藤社長、日本金型工業会の代表としてエジプトミッションへ参加
2025年1月11日から21日まで、伊藤社長が日本金型工業会のプレス専門家(兼国際委員)としてエジプトミッションへ参加した。これはエジプト工業会(FEDERATION OF EGYPTIAN INDUSTRY)が金型工業会(The EGYPTIAN MOLD & DIE ASSOCIATION)を発足する為の支援を、世界一の金型業界を擁する日本へ要望したことにより実現したもの。経済産業省から委託を受け、一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)がホストを務めた。
滞在期間中にはエジプト工業会のレセプションへ参加し、伊藤社長を含む3人の専門家が発表(講演)を行ったが、200人ほど収容できる会場は立ち見が出る程の盛況だった。
ローカルの金型企業では、ヨーロッパ(特にイタリア・ドイツ・トルコ)、中国・台湾、日本(実は多くのエジプト人経営者が日本に研修に来ている)などが混在したつくり方を行っていたが、現地の金型経営者は信頼のおける日本企業とのコラボを熱望されていた。
エジプトには、ものづくりを育む尊い土壌があり、今後さらなる発展が期待される国であることを改めて実感した。一方で、ヨーロッパや中国と比べると日本企業の進出はまだ少なく、両国がより深く結びつき、互いの強みを生かしたシナジーを生み出していくためには、日本産業界の関心をいかに高めていくかが課題だと感じた。
なお最終日には、本ミッションの報告を在エジプト日本国大使館の岩井大使へさせていただいた。


