深絞りプラスαの加工技術

深絞りプラスαの技術でプレス製品の付加価値を高める

鉄・ステンレス（ＳＵＳ）・アルミ・銅など、様々な材質に対応いたします。難易度の高い深絞り（例：ＳＵＳ材やアルミ材における角絞りや多段絞り。ＳＵＳ材深絞りで真円度・同軸度・偏肉を０狙い等）の経験も多数です。

カーボンニュートラル時代を目指し、電動自動車の普及が急速に進んでいる昨今、電気自動車（ＥＶ）などに用いられるモータ関連製品のニーズが拡大しています。これに比例し、モータケースの深絞り製品などの需要も増加しています。この様な潮流の下、日進精機は、モータケースを作るに留まらず、この絞り製品自体に機能（例：ベアリングハウスの絞り内径基準から製品の同軸度公差を狙う）を持たせ付加価値を高めています。

日進精機の精密加工技術と深絞り加工技術

日進精機の深絞りプラスαの技術は、モータ、インバータ、リチウムイオン電池等蓄電池、燃料電池（ＦＣ）、ソレノイド（電磁弁）、電動弁、ノイズフィルタ、キャリアテープ、熱コレクタ（熱交換器、ＥＧＲクーラー）、リレーケース、端子・コネクタ、バスバー等、電動自動車部品や半導体等電子部品として多岐にわたり用いられています。時代のニーズに適うモノづくりを日々追求して参ります。

総合力による深絞り製品

深絞りプレス製品は生き物であり、量産時における品質は容易に安定しません。この深絞り製品の品質の再現性を高めるためには、金型設定で考えればシワ押さえ力・金型刃物のＲ・金型刃物の面粗度・型温度。材料設定では材料厚み・硬度・伸び。加工油においては粘度・成分・塗布量等々、枚挙にいとまがありません。各条件が揃わないと製品寸法が落ち着かないのが深絞り製品ですが、この複雑で不規則な条件を全て合致させるため、創業来６０年以上培われた現場力、過去７０００型以上の金型製作実績からなるデータをもってご対応させていただきます。